ポイント解説ら行(1首)

point-1良暹法師(りょうぜんほうし)

第70番
良暹法師
(りょうぜんほうし)

さびしさに 宿をたちいでて ながむれば いづこもおなじ 秋の夕ぐれ


☆ さびしさに やどをたちいでて ながむれば いづこもおなじ あきのゆふぐれ
★ さびしさに やどをたちいでて ながむれば いづこもおなじ あきのゆうぐれ


小倉百人一首_タイトル 小倉百人一首_タイトルの意味 あまりの寂しさに耐えかねて、思わず庵を出て、あたりを見回してみたけれど、どこもかしこも同じ寂しい景色でしたよ。この秋の夕暮れは。

小倉百人一首_タイトルの鑑賞  葉の落ちた木々、枯れ草のそよぐ草原。日が暮れるのも早くなり、空気もひんやりとして、秋が寂しい気持ちにさせるのは、賑やかな現代でも、なんとなく理解できますよね。良暹はお坊さんですから、きっとひとりで小さな庵に住んでいたのでしょう。電気も電話、もちろんメールもテレビも無い生活です。ほら、良暹さんの気持ちが少し理解できませんか?

小倉百人一首_作者タイトルについて  良暹法師は、いまから950年ほど前の僧侶です。その生涯は詳しくわかっていません。歌人として活躍しました。


注)☆は旧仮名遣い、★は現代仮名遣いよみです。
旧仮名遣いは、仮名のとおりに発音しないものがあるので連記します。
市販されている百人一首カルタは、☆表記になっていますので、☆と★を見比べながら、読んでみてください。


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