解説持統天皇(じとうてんのう)

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第2番
持統天皇
(じとうてんのう)

春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山

☆ はるすぎて なつきにけらし しろたへの ころもほすてふ あまのかぐやま
★ はるすぎて なつきにけらし しろたえの ころもほすちょう あまのかぐやま


小倉百人一首_持統天皇(じとうてんのう) 小倉百人一首_持統天皇(じとうてんのう)の意味 もう春が過ぎて、夏が来たようね。夏になると白い衣服を乾すと聞いている天の香具山に白い衣服が干してあるわ。

小倉百人一首_持統天皇(じとうてんのう)の鑑賞 初夏の緑あふれる山に、真っ白な衣服がひるがえっている様子が目に浮かびませんか?持統天皇は、宮殿で執務をされていたのでしょうか。ふと気分転換に外を眺めていると、「あら?衣が乾してあるわ。もう夏なのね」と思われたのかもしれません。天の香具山とは、現在の奈良県橿原市にある山です。耳成山(みみなしやま)・畝傍山(うねびやま)とあわせて3つの山がちょうど三角形を描くように並んでいて、飛鳥の昔から、親しまれてきました。この三角形の真ん中に、持統天皇は都を置かれていましたので、ちょうど山がよく見えたのかもしれませんね。この和歌は、『万葉集(まんようしゅう)』では「春すぎて 夏来たるらし 白妙の 衣ほしたり 天の香具山」と、少し言葉が違っています。

小倉百人一首_作者持統天皇(じとうてんのう)について 持統天皇は、第1番の歌人である天智天皇(てんじてんのう)の娘です。天智天皇の弟の天武天皇(てんむてんのう)に嫁して皇后となりました。天武天皇との間に儲けた皇子が若くして亡くなってしまったため、その王子(持統天皇には孫にあたります)が成人して即位できるまで、女帝として即位しました。いまから1300年以上も前のことです。

注)☆は旧仮名遣い、★は現代仮名遣いよみです。
旧仮名遣いは、仮名のとおりに発音しないものがあるので連記します。
市販されている百人一首カルタは、☆表記になっていますので、☆と★を見比べながら、読んでみてください。

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