解説寂蓮法師(じゃくれんほうし)

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第87番
寂蓮法師
(じゃくれんほうし)

むらさめの 露のもまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕ぐれ


☆ むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに きりたちのぼる あきのゆふぐれ
★ むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに きりたちのぼる あきのゆうぐれ


小倉百人一首_タイトル 小倉百人一首_タイトルの意味 にわか雨のしずくもまだ乾ききらない美しい木の葉のあたりに、霧がほのかにたちのぼっている、もの寂しい秋の夕暮れですよ。

小倉百人一首_タイトルの鑑賞  雨があがった後の、清浄な山の空気が香るような和歌ですね。真木とは美しい立派な木という意味です。多くは檜(ひのき)を示すようです。静かな秋の夕暮れの一風景ですね。

小倉百人一首_作者タイトルについて  寂蓮法師は、本名を藤原定長(ふじわらのさだなが)といいます。この『小倉百人一首』を選んだ藤原定家(ふじわらのていか)の父方の叔父である阿闍梨俊海(あじゃりしゅんかい)の息子なので、定家の従兄弟にあたります。幼い頃に、定家の父で、第83番の歌人である藤原俊成(ふじわらのしゅんぜい)の養子になりました。しかし、俊成に定家の兄や定家が生まれたため、30代なかばで出家しました。


注)☆は旧仮名遣い、★は現代仮名遣いよみです。
旧仮名遣いは、仮名のとおりに発音しないものがあるので連記します。
市販されている百人一首カルタは、☆表記になっていますので、☆と★を見比べながら、読んでみてください。

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