解説順徳院(じゅんとくいん)

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第100番
順徳院
(じゅんとくいん)

ももしきや ふるき軒ばの しのぶにも なほあまりある 昔なりけり


☆ ももしきや ふるきのきばの しのぶにも なほあまりある むかしなりけり
★ ももしきや ふるきのきばの しのぶにも なおあまりある むかしなりけり


小倉百人一首_タイトル 小倉百人一首_タイトルの意味 荒れ果てた御所の、古い軒端に生えるしのぶ草のシダの葉を見るにつけて、昔の御所の華やかさ、栄えていたことが、しみじみと偲ばれて、偲んでも偲んでも、まだ偲びきれません。昔の天皇を中心に秩序ただしく治められていた御代のことは。

小倉百人一首_タイトルの鑑賞  天皇を中心として、栄えていた過去を懐かしくも羨ましく思われている気持ちがひしひしと伝わる和歌ですね。武士が台頭し、天皇を中心とした貴族は形ばかりの権威を残して、財政的にも苦しい状況になりました。院の静かな詠みぶりに、さらに哀しさが伝わってはきませんか?


小倉百人一首_作者タイトルについて  順徳院は、いまから800年ほど前の天皇です。第99番の歌人である後鳥羽院(ごとばいん)の第三皇子にあたります。後鳥羽院と鎌倉幕府との争いから、25歳で譲位されました。「院」とは位を退いた後の呼び名です。佐渡ヶ島(現在の新潟県)へ流され、46歳で、その生涯を終えられました。この『小倉百人一首』を選んだ藤原定家(ふじわらのていか)に学ばれ、和歌を愛されました。

注)☆は旧仮名遣い、★は現代仮名遣いよみです。
旧仮名遣いは、仮名のとおりに発音しないものがあるので連記します。
市販されている百人一首カルタは、☆表記になっていますので、☆と★を見比べながら、読んでみてください。

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