解説皇嘉吉門院別当(こうかもんいんのべっとう)

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第88番
皇嘉吉門院別当
(こうかもんいんのべっとう)

難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき


☆ なにはえの あしのかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや こひわたるべき
★ なにわえの あしのかりねの ひとよゆえ みをつくしてや こいわたるべき


小倉百人一首_タイトル 小倉百人一首_タイトルの意味 たった一晩の出会いで、恋に落ちてしまい、恋の悩みに苦しむことになってしまった歌人のせつない心が詠われています。

小倉百人一首_タイトルの鑑賞  難波の入江(現在の大阪市の海辺)の刈られた葦の刈り根のひと節のような、短い旅の仮寝の一夜の出会いのために、難波江にぽつぽつとみえる航路を示す杭である「澪標(みおつくし)」のことばのように、この身をつくし命をかけてあなたを恋いつづけなければならないのでしょうか。

小倉百人一首_作者タイトルについて  皇嘉門院別当は、いまから850年ほど前の宮廷女官です。崇徳天皇(すとくてんのう)の皇后である皇嘉門院藤原聖子(こうかもんいんふじわらのせいし/きよこ)に仕えました。太皇太后宮亮源俊隆(たいこうたいごうぐうのすけみなもとのとしたか)の娘と伝わるのみで、その生涯は詳しくわかっていません。


注1)☆は旧仮名遣い、★は現代仮名遣いよみです。
旧仮名遣いは、仮名のとおりに発音しないものがあるので連記します。
市販されている百人一首カルタは、☆表記になっていますので、☆と★を見比べながら、読んでみてください。

注2)女性は、本名すら伝わることも稀なので、正確な読み方もわからない場合が多いです。混乱を避けるため、女性の名前は一般的に音読みされます。訓読みが浸透している女性のみ訓読みも記すことにします。

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