解説左京大夫道雅(さきょうのだいぶみちまさ)

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第63番
左京大夫道雅
(さきょうのだいぶみちまさ)

いまはただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな


☆ いまはただ おもひたえなむ とばかりを ひとづてならで いふよしもがな
★ いまはただ おもいたえなむ とばかりを ひとづてならで いうよしもがな


小倉百人一首_タイトル 小倉百人一首_タイトルの意味 いまはもう、あなたのことをあきらめてしまおう、という気持ちを人づてではなく、あなたにお逢いして言う方法があればいいのに。

小倉百人一首_タイトルの鑑賞  伊勢の斎宮(さいぐう)だった当子内親王(とうしないしんのう)との関係が、内親王の父である三条天皇(さんじょうてんのう)の怒りに触れ、ふたりの仲が裂かれてしまったときに詠んだ和歌です。神に仕える斎宮はもちろん恋人をつくってはいけませんが、内親王は斎宮を降りていたので、天皇の行動は厳しすぎるという意見もあったようですが、天皇は内親王をことのほか愛していたので、怒りが収まらなかったようです。内親王16歳、道雅25歳のときのことです。悲嘆にくれた内親王は、出家した後、22歳で亡くなりました。

小倉百人一首_作者タイトルについて  左京大夫道雅は、本名を藤原道雅(ふじわらのみちまさ)といいます。儀同三司(ぎどうさんし)藤原伊周(ふじわらのこれちか)の息子ですから、第54番の歌人である儀同三司母の孫にあたります。


注1)☆は旧仮名遣い、★は現代仮名遣いよみです。
旧仮名遣いは、仮名のとおりに発音しないものがあるので連記します。
市販されている百人一首カルタは、☆表記になっていますので、☆と★を見比べながら、読んでみてください。

注2)女性は、本名すら伝わることも稀なので、正確な読み方もわからない場合が多いです。混乱を避けるため、女性の名前は一般的に音読みされます。訓読みが浸透している女性のみ訓読みも記すことにします。

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