解説藤原道信朝臣(ふじわらのみちのぶあそん)

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第52番
藤原道信朝臣
(ふじわらのみちのぶあそん)

明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらけかな


☆ あけぬれば くるるものとは しりながら なほうらめしき あさぼらけかな
★ あけぬれば くるるものとは しりながら なおうらめしき あさぼらけかな


小倉百人一首_タイトル 小倉百人一首_タイトルの意味 夜が明けると、また日は暮れて夜になり、あなたに逢えることはわかっているのだけど、それでも夜が明けるのが恨めしく思いますよ。

小倉百人一首_タイトルの鑑賞  当時の女性は、宮仕えの女官以外は、昼間に出歩きませんから、夜になると、恋する女性のところを訪ね、朝になる前に立ち去る、という逢い方しかできませんでした。また夜になれば逢えることはわかっているのに、いま離れがたい気持ちが、しらじらと明けていく夜明けの薄明かりの情景とともに、しみじみと伝わってくる美しい和歌ですね。

小倉百人一首_作者タイトルについて  藤原道信は、右大臣を祖父に、太政大臣を父に持ち、第45番の歌人である謙徳公藤原伊尹(けんとくこうふじわらのこれただ)を母方の祖父に持つという、将来を約束された家柄の貴族でした。しかし、23歳の若さで亡くなってしまいました。和歌を詠むのが上手だったので、多くの人に惜しまれたそうです。


注)☆は旧仮名遣い、★は現代仮名遣いよみです。
旧仮名遣いは、仮名のとおりに発音しないものがあるので連記します。
市販されている百人一首カルタは、☆表記になっていますので、☆と★を見比べながら、読んでみてください。

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