解説入道前太政大臣(にゅうどうさきのだいじょうだいじん)

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第96番
入道前太政大臣
(にゅうどうさきのだいじょうだいじん)

花さそふ あらしの庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり


☆ はなさそふ あらしのにはの ゆきならで ふりゆくものは わがみなりけり
★ はなさそう あらしのにわの ゆきならで ふりゆくものは わがみなりけり


小倉百人一首_タイトル 小倉百人一首_タイトルの意味 桜の花を誘って散らす嵐の吹く庭の、雪のような花びらではなくて、年老いて古びていくのは、この我が身だなぁ。

小倉百人一首_タイトルの鑑賞  この時代、特に記されなければ、「花」といえば「桜の花」のことでした。桜の花びらが降り散ることと、身が古びる、「ふる」を掛けた、老人の和歌です。桜の花びらが風に振り散る美しい光景を詠みながら、公経は、しみじみと我が身の老いを感じていたのでしょうね。

小倉百人一首_作者タイトルについて  入道前太政大臣は、本名を西園寺公経(さいおんじきんつね)といいます。入道とは、出家した、という意味です。太政大臣は職名で、大臣の最高位です。この『小倉百人一首』を選んだ藤原定家(ふじわらのていか)の妻の弟にあたります。

注)☆は旧仮名遣い、★は現代仮名遣いよみです。
旧仮名遣いは、仮名のとおりに発音しないものがあるので連記します。
市販されている百人一首カルタは、☆表記になっていますので、☆と★を見比べながら、読んでみてください。

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