解説権中納言定頼(ごんちゅうなごんさだより)

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第64番
権中納言定頼
(ごんちゅうなごんさだより)

朝ぼらけ 宇治の川霧 絶え絶えに あらはれわたる 瀬々の網代木


☆ あさぼらけ うじのかわぎり たえだえに あらはれわたる せぜのあじろぎ
★ あさぼらけ うじのかわぎり たえだえに あらわれわたる せぜのあじろぎ


小倉百人一首_タイトル 小倉百人一首_タイトルの意味 ほのぼのと夜が明ける頃、宇治川(琵琶湖から流れ淀川になる京都府の南を流れる川)にかかる川霧が、とぎれとぎれに薄れていって、その間から次第に見えてくる、魚を捕らえるために仕掛けられている網代木であるなぁ。

小倉百人一首_タイトルの鑑賞  川霧ののぼるひんやりとした朝の空気が感じられそうな和歌ですね。小式部内侍をからかった定頼が、このような和歌を詠んでいるというのも、歌人の違う一面がみられて面白いですね。

小倉百人一首_作者タイトルについて  権中納言定頼は、本名を藤原定頼(ふじわらのさだより)といいます。権中納言は職名で、中の上くらいの地位でした。第55番の歌人である藤原公任(ふじわらのきんとう)の息子です。和歌を詠むのが上手でしたが、小式部内侍(こしきぶのないし)をからかって第60番の和歌をつくらせるなど、少し軽々しい性格だったようです。


注)☆は旧仮名遣い、★は現代仮名遣いよみです。
旧仮名遣いは、仮名のとおりに発音しないものがあるので連記します。
市販されている百人一首カルタは、☆表記になっていますので、☆と★を見比べながら、読んでみてください。

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