解説二条院讃岐(にじょういんのさぬき)

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第92番
二条院讃岐
(にじょういんのさぬき)

わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね かはくまもなし


☆ わがそでは しおひにみえぬ おきのいしの ひとこそしらね かはくまもなし
★ わがそでは しおひにみえぬ おきのいしの ひとこそしらね かわくまもなし


小倉百人一首_タイトル 小倉百人一首_タイトルの意味 わたしの袖は、引き潮のときにも海のなかにあって姿の見えない沖の石のように、誰に知られることもなく、恋の涙で乾くひまもありません。

小倉百人一首_タイトルの鑑賞  涙で濡れた袖を海中の石にたとえるなんて、どれだけ涙を流したのでしょう。この見事な和歌によって、讃岐は、「沖の石の讃岐」と呼ばれるようになったそうです。

小倉百人一首_作者タイトルについて  二条院讃岐は、いまから800年ほど前の宮廷女官です。歌人として名高い源頼政(みなもとのよりまさ)の娘です。二条天皇(にじょうてんのう)に仕えました。二条院の崩御後、後鳥羽天皇中宮(ごとばてんのうちゅうぐう)である宜秋門院九条任子(ぎしゅうもんいんくじょうにんし)に仕えました。歌合(うたあわせ)に多く呼ばれ、歌人として厚遇されました。


注)☆は旧仮名遣い、★は現代仮名遣いよみです。
旧仮名遣いは、仮名のとおりに発音しないものがあるので連記します。
市販されている百人一首カルタは、☆表記になっていますので、☆と★を見比べながら、読んでみてください。

注2)女性は、本名すら伝わることも稀なので、正確な読み方もわからない場合が多いです。混乱を避けるため、女性の名前は一般的に音読みされます。訓読みが浸透している女性のみ訓読みも記すことにします。

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