解説素性法師(そせいほうし)

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第21番
素性法師
(そせいほうし)

いまこむと いひしばかりに 長月の ありあけの月を 待ちいでつるかな


☆ いまこむと いひしばかりに ながつきの ありあけのつきを まちいでつるかな
★ いまこんと いいしばかりに ながつきの ありあけのつきを まちいでつるかな


小倉百人一首_タイトル 小倉百人一首_タイトルの意味 いますぐに行きますよ、と、あなたがおっしゃったのを信じて待っていたら、9月の夜明けに昇る有明の月を待つことになってしまいましたよ。

小倉百人一首_タイトルの鑑賞  詠み手はお坊さんですが、女性の立場で詠んでいます。長月は9月の別称で、この和歌が詠まれた頃は旧暦ですから、現在の9月末から10月末くらいの時期です。夜に訪れると言われたので楽しみに待っていたら、そのまま夜を明かしてしまった・・・。待っていた女性はどれだけがっかりしたことでしょう。皆さんも、電話やメールを待っていて、こんな気持ちになったことはありませんか?

小倉百人一首_作者タイトルについて  素性法師は、いまから1100年ほど前のお坊さんです。第12番の歌人である僧正遍昭(そうじょうへんじょう)の息子で、出家する前の名前は、良岑玄利(よしみねのはるとし)といいました。和歌を詠むのが上手で、宇多上皇(うだじょうこう)や醍醐天皇(だいごてんのう)にお仕えしました。


注)☆は旧仮名遣い、★は現代仮名遣いよみです。
旧仮名遣いは、仮名のとおりに発音しないものがあるので連記します。
市販されている百人一首カルタは、☆表記になっていますので、☆と★を見比べながら、読んでみてください。

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