解説壬生忠見(みぶのただみ)

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第41番
壬生忠見
(みぶのただみ)

恋すてふ わが名はまだき たちにけり 人しれずこそ 思ひそめしか


☆ こひすてふ わがなはまだき たちにけり ひとしれずこそ おもひそめしか
★ こいすちょう わがなはまだき たちにけり ひとしれずこそ おもいそめしか


小倉百人一首_タイトル 小倉百人一首_タイトルの意味 恋をしている、というわたしの噂は、はやくも皆に知られてしまった。人知れず、密かに恋しはじめたところだったのになぁ。

小倉百人一首_タイトルの鑑賞  この和歌は、村上天皇(むらかみてんのう)の御前で行なわれた「天徳内裏歌合(てんとくだいりうたあわせ)」の結びとして詠まれたものです。歌合(うたあわせ)とは、左右から一首ずつ和歌を詠み、優劣をつけるものです。第40番の平兼盛(たいらのかねもり)の和歌と競われました。二首の素晴らしさに、誰も優劣をつけられず、村上天皇も判断をくだされなかったそうですが、密かに第40番の方の和歌を口ずさんでおられたので、この和歌を負けとなってしまいました。第40番の和歌は、パッと華やかですが、こちらの和歌は、優美な印象ではありませんか?

小倉百人一首_作者タイトルについて  壬生忠見は、第30番の歌人である壬生忠岑(みぶのただみね)の息子で、いまから1050年ほど前の下級官僚です。地位はぱっとせず、貧困で苦しんだようですが、歌人としては名高く、多くの和歌を残しました。


注)☆は旧仮名遣い、★は現代仮名遣いよみです。
旧仮名遣いは、仮名のとおりに発音しないものがあるので連記します。
市販されている百人一首カルタは、☆表記になっていますので、☆と★を見比べながら、読んでみてください。

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