解説天智天皇(てんじてんのう)

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第1番
天智天皇
(てんじてんのう)

秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ

☆ あきのたの かりほのいほの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ
★ あきのたの かりおのいおの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ


小倉百人一首_天智天皇(てんじてんのう) 小倉百人一首_天智天皇(てんじてんのう)意味  秋の田んぼのそばにある小屋は、田んぼの番をするために仮に建てられたものだから、苫(屋根の編み目のこと)が荒くて、すきまだらけ。わたしの衣の袖が、夜露にぬれてしまっているよ。

小倉百人一首_天智天皇(てんじてんのう)鑑賞  農民の生活が浮かんできませんか?天智天皇が詠んだものではなく、農民の民謡のようなものが時代を経て、天智天皇の作と伝わるようになったといわれています。なぜ、天智天皇の作とされるようになったのか、その理由はなぜなのかわかりますか?答えはひとつではありませんが、農民の生活に思いを至らせられるくらい天智天皇が偉大で思いやりが深い天皇であったと考えられていたか、または、そういう人物であって欲しいというひとびとの思いがあったのかも知れませんね。

小倉百人一首_天智天皇(てんじてんのう)作者について  栄えある第1番に選ばれたのは、「大化の改新(たいかのかいしん)」で有名な天智天皇です。いまから1400年前の飛鳥時代に起こった「大化の改新」は、まだ中大兄皇子(なかのおおえのみこ)と呼ばれていた天智天皇が、藤原氏の祖である中臣鎌足(なかとみのかまたり)と協力して、巨大勢力となった豪族蘇我氏を倒し、天皇中心の政権をつくろうとしたものです。その行動はやがて実を結び、即位した天智天皇は日本の国家の礎を築きました。

注)☆は旧仮名遣い、★は現代仮名遣いよみです。
旧仮名遣いは、仮名のとおりに発音しないものがあるので連記します。
市販されている百人一首カルタは、☆表記になっていますので、☆と★を見比べながら、読んでみてください。

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