解説藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆきあそん)

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第18番
藤原敏行朝臣
(ふじわらのとしゆきあそん)

すみの江の 岸による波 よるさへや 夢のかよひ路 人めよくらむ


☆ すみのえの きしによるなみ よるさへや ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ
★ すみのえの きしによるなみ よるさえや ゆめのかよいじ ひとめよくらん


小倉百人一首_タイトル 小倉百人一首_タイトルの意味1. すみの江(現在の大阪市住吉区の海辺)の岸にうち寄る波の「よる」ということばのように、どうしてわたしは、夜の夢のなかまでも、恋するあなたの家へ通う路で、人目を避けるのでしょう。

2. すみの江(現在の大阪市住吉区の海辺)の岸にうち寄る波の「よる」ということばのように、どうしてあなたは、夜の夢のなかまでも、人目を避けようとするのでしょう。

小倉百人一首_タイトルの鑑賞  人には言えない恋愛関係だったのでしょうか?夢でまで人目を避けなければならないとは、辛いことですね。この和歌の解釈は二説あります。1.は、人目を避けているのは詠み手。2.は、人目を避けているのは恋人側というものです。1.と2.では、「夢のかよひ路」の解釈に違いがあり、1.は「夢をみる」と「恋人の家へ向かう路」を掛けていますが、2.は「夢をみる」の意味だけとなります。古来より1.の解釈の方が採られてきたようですが、あなたはどちらがお好きですか?

小倉百人一首_作者タイトルについて  藤原敏行は、いまから1050年ほど前の官僚です。さほど高い地位へは登りませんでしたが、実務官僚として務めました。書道と和歌に優れていたと伝わっています。


注)☆は旧仮名遣い、★は現代仮名遣いよみです。
旧仮名遣いは、仮名のとおりに発音しないものがあるので連記します。
市販されている百人一首カルタは、☆表記になっていますので、☆と★を見比べながら、読んでみてください。

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