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 百人一首で遊んだことはありますか?お正月に、おばあちゃんの家に集まって、いとこたちと遊んだことがあるかな?坊主めくりなら知ってるよ!というひともいるでしょうね。 百人一首は、その名のとおり、百人の和歌(わか)をひとり一首(和歌は一首・二首と数えます)ずつ選んだものです。皆さんがよく知っているのは、「小倉百人一首(おぐらひゃくにんいっしゅ)」と呼ばれるもので、百人一首はいまから800年前の鎌倉時代に選ばれました。

面白い趣向だということで、その後、この「小倉百人一首」を真似て、いくつもの「百人一首」が選ばれましたが、いま、百人一首といえば、普通この「小倉百人一首」のことをいいます。

皆さんが、遊ぶカルタのようなものも、この「小倉百人一首」です。 

百人一首に選ばれている和歌は、正確には短歌(たんか)といって、日本古来のひとつの詩の様式です。31字を5字・7字・5字・7字・7字と区切れるように、言葉を並べ、そのなかで自分の思いのたけを詠み込みます。必ず、季語(きご)という季節にかかわる言葉を入れなければならない、というきまりもあります。

和歌が盛んだった時代は、いろいろな物思いや出来事への感想、宴会での座興や恋愛にいたるまで、和歌が自分の気持ちを表現する手段でした。和歌が苦手で、上手なひとに替わりに詠んでもらったひともいたようです。ラブレターの代筆のようなものですね。

現代でも、自分の気持ちを表現する手段として、ネット掲示板やブログ、ツィッターのような短い言葉でのコミュニケーションツールを使うひとが増えていますが、和歌もそのようなものだったと考えたら良いかもしれませんね。